元警察本部警察官が教えます!

元警察本部警察官の管理人が警察についてあれこれ書いています。他にも法律、裁判、福祉等についても少々!

誰でも2秒で出来る! 警察手帳が本物か偽物か判別する方法。

f:id:chakufuta:20190508091125p:plain

 

1、この警察手帳は本物?

 「警察官が訪問してきた!」

 「職質された!」

 

 そこで

「この人本当に、本物の警察官かな?」

と疑問を持ったとします。

 

「ネットで調べたら規則で提示義務があるらしい!」

と言うことを知り、

「警察手帳を見せて下さい」

と言うと、下の写真のような警察手帳を提示されます。

※ 銭形警部ツイッターより引用

 

 さて、銭形警部かどうかはともかく、このような手帳を見せられて貴方はこの警察官が本物か偽物か判断できますか?

 

 実はある場所を見ると、一瞬(2秒より早いですね ^^;)で判明します。

 この部分に注目して紹介しているサイトは見つからなかったので、独自情報かと思いますよ!

 前半で一般的に言われている見分け方を紹介し、独自の方法は後半お教えします。

 

 

2、形に注目する

 全国共通でパスケースみたいに縦開きの二つ折りになっています。

 昔の警察手帳は名の通り手帳でしたが、今は手帳ではありません。

 

 これだけでは先ほどの偽物を判断することはできませんね。

 

 

3、色に注目する

 本物はつやのないチョコレート色です。

 偽物は真っ黒です。

 

 これも暗い場所では判別できませんし、先ほどの偽物も微妙な感じで何とも言えませんね。

 

 

4、身分証明書の材質

 上部の写真等が印刷されている証明書部分プラスチックカード式です。

 更に本物はホログラムなので、見る角度を変えると浮き出て見えます。

 

 これは写真だけでは見分けはつきませんね。

 実際の現場では一見有効な方法に思えますが、警察手帳を受け取るなり、ジックリ見せて貰えないとこの方法は使えません。

 

 

5、証明書の記載事項を見る

 本物の警察手帳には

◎ 階級

◎ 氏名

◎ 職員番号

が記載されています。

 これ以外の事まで記載されていたり、逆に足りなければ偽物です。

 

 先ほどの偽物には職員番号が記載されていないので偽物とわかりますね。

 ただし、番号を入れるだけですので、他人を騙そうとして作られた偽物には入っている可能性はあります。

 

 この職員番号についても、本物の警察官かどうか判別するための使い方ができます。

 それも他のサイトでは紹介していないので、独自情報部分で紹介します。

 

 全く関係ない余談ですが、ルパン三世の銭形警部はそもそも警視庁ではなく、埼玉県警なんですけどね。

 

 

6、エンブレムに注目する

 本物の警察手帳のエンブレムの上に

【POLICE】

【〇〇県警察】

<刻印>されています。

 

 先ほどの偽物は【POLICE】は刻印されているようですが、【警視庁】は印字されていますので、偽物とわかりますね。

 

 両方が刻印されているかどうかでも判別可能です。

 

 

7、職員番号を利用した見分け方

 証明書の記載事項で紹介した

【職員番号】

とは警察官個人の識別番号です。

 

 そのため、異動や昇進しても一生変わりませんし、同じ番号の警察官も存在しません。

 

 この番号は6桁です。

デジット付きで7桁

 

 これを踏まえて、職員番号を利用すると一瞬で見分けることが可能です。

 

 その方法とは、

【職員番号を聞くこと】

です。

 

 何故これが有効なのか?

 それは、この職員番号、全ての警察官が必ず即座に言えるくらい暗記しているからです。

 

 即座に言えるくらいに暗記していなければ仕事になりません。

 言えない警察官は存在しないと断言します。

 

 辞めて約10年経つ私ですら、今でも即座に言えるほどです。

 そのくらい重要な番号で、染み付いています。

 

 そのため、何も見ずに即座に職員番号を言えるかどうか質問するのも一つの方法です。

 

 

8、写真を見る

 これが一番簡単に見分けられる方法かと思います。

 ただし、これも相手に知識があり対応されているとダメなので、他の部分と見合わせて活用して下さい。

 

 それでも私がネットで調べた偽物は全てこれで判別できます。

 その方法とは、

【胸の階級章に上部が付いているかどうか?】

です。

 

 警察手帳の写真で、胸の階級章の上部が半丸になっていたら偽物です。

 先ほどの偽物では胸の階級章の上部は半丸になっています。

 そのため、偽物です。

 

 もう少し詳しく説明します。

 

 警察官の階級章

 この部分が本体です。

 つまり全体的に四角です。

 

 

 下記の図の上部の半丸部分は本体ではありません。

 後付けの部品です。

 そしてこの半丸は警察署ごとに変わるモノですので、異動で変化します。

 つまり、所属によって変化するものですので、警察手帳の写真には載せません。 

 警察手帳の写真は所属ではなく、階級の変化でしか変えませんので。

 

 しかし、現場の警察官は必ず上部にこれを付けて仕事をしていますので、上部の半丸部分の位置付けを知らない部外者は、上部の半丸をした状態で偽物に写真を載せているようです。

 

 細かいことは知らなくてもかまいません。

 要は

【警察手帳の写真で、階級章の上部が丸ければ偽物】

です。

 

 

9、最後に

 いかがでしたか?

 ネット上でも、周りでも

「警察手帳が本物かどうかがわからない」

との声を聞きます。

 

 しかし、このように知っていると大分簡単に見分けられるんですね。

 

 他にもあるのですが、それは警察経験者じゃなければ判別できない方法ですので除外しました。

 

 それを確認しようにも、そもそもを知らない人には正誤判断ができないことなので。

 

 

 雑学としても、是非知っておいて下さい。

 

 ここまで言い切ってきて、最後に申し訳ないのですが、これは私が知っている県警での話でして、警察手帳写真の階級章についての規定はないようです。

 

 そのため、自治体によって違いがあったらスミマセン。

 更に、今現物は当然手元にありませんので、私自身もこの情報が本当に合っていたかどうかの確認が出来ません!(^^;)

 

 参考にする程度でお願いします。

 

 

【記事の紹介・拡散について】

 友人やネットの掲示板等に記事を紹介してくれる方がいらっしゃるようです。

 本記事は無断でも紹介可な記事です。

 

 読者登録をしていただくと更新記事等を読みやすいと思いますので、是非検討して下さい。

 

 

 これからも宜しくお願いします。